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ペーパーバックをかたわらに

主に、対未来自分に向けて、つらつら書きます。 ぺーバーバック=文庫本という扱いをしてます。 最近は、電子書籍がメインになってます。

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『クビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い』(講談社ノベルス)
著西尾維新

 最初に僕の読書スタイルの説明をすると……
 僕は、一度気に入った作品があると、その著者の作品を全部読みたくなる――読まなければ気が済まない性格です。
 まあ、これは僕個人に限ったことではなく、よくあることだと思います。

 それを踏まえた上で、この本を読んだ感想としては…
「しまった。開けてしまった……」といったところ。
さながら、引越しの荷物を新しい部屋に全て収めなければならない、めんどうくささとほんの少しの楽しみ。い、いえ、けっして読むことが面倒だといっているわけではありません。(言ってる?)
 話が少し逸れました。とりあえず、『クビキリサイクル』はシリーズものの第一作だったのです。読んだ後に気がついて、ハッとしました。
  
 「僕」と玖渚の関係は、不自然だけど自然な(あるいは自然なはずなのに不自然な)関係に見えました。
事件が起きると同時にどんどんと読者を引き込んでいくストーリー展開。ストーリーと同時に「僕」の内面等少しずつ露になっていくのが、また面白いです。「天才」が一つのキーワードであり、天才ってなんだろう?とさえ考えさせられます。
 ストーリーは、離れ孤島での財閥のお屋敷が舞台。携帯も圏外(玖渚のは例外)であり、隔離された設定で事件は起きます。……というと、まるでクリスティーの「そして誰もいなくなった」みたいですよね。(まあ、あんなに人は死にませんが)
ですが、「どこかで読んだことのあるようなストーリー」感は全くなく、新鮮な感じがしました。
 
 なかなか長筆になってしまいました。春休みなんで、本を読む時間はたっぷりあって、シリーズものだし、続きが読みたくてしょうがない気持ちはあるのですが、如何せん僕は就活中です。だから、冒頭のような感想をもったのですが……とりあえず、は本屋に行って続きを大人買いしないように気をつけたいと思います。
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